2013年5月25日土曜日

雑談 為替ネタ OCO戦術&IFO戦術

OCO注文(ワンキャンセルオーダー)とIFO注文(イフダンワンキャンセルオーダー)が、まだよく解らない方も居るだろう。

例えば今より10分後に米雇用統計の発表があるとする。

OCO注文の場合

「{どちらに値が動くのだろう・・・?」   そう思う人間が多数居るだろう。そこで・・・

ドル円が売り買いどちらに転がっても有利なポジションを獲りたい、そして決済は自身の好きなタイミングで行いたい・・・そんな方にお奨めなのがOCOによる戦術だ。

今現在のレート101.10円に対して、買い発動ならば10PP乖離させた値段の101.20円に、売り発動ならばこちらも同様に10PP乖離させた値段の101.00円にと、あらかじめ設定が出来るのが強みだ。

しかもどちらかが発動すると、もう片一方の注文はキャンセルされるという優れものだ。

ただ、その後の決済までは世話してくれないので、決済は計画的に・・・と言った感じだな。使える。


次はIFO注文の場合

「{指標の調査予想は確認済みだ・・・値動きの方向もイレギュラー込みで予想がついている。が、ポジションに着いた後の利確と損切りもガッチリと注文しておきたい」  という方にお奨めなのがIFOによる戦術だ。

ここでは買い発動で話を進める。注文の仕方はかなり面倒だが、ここは一つ我慢してやろう 笑

まずは今現在のレート101.10円に対して10PP乖離させた値段の101.20円(逆指値、もしくはストップの意)で買いが発動する。

買いポジションが確定した瞬間に次のOCOが自動で発動、あらかじめ設定したであろう利確と損切りが展開される。

要するに決済までも世話してくれるので個人の感情による決済タイミングのイレギュラーが無く、ぶっちゃけ一番使える注文方法と言える・・・注文の設定がかなり面倒だが 笑

「{だったら売りも買いも同時にIFO戦術で張れば良いじゃないか?」という話にならないだろうか?

興味のある方はやってみると良い・・・。普通にできる。


買いを見越してIFO、売りにも対応してIFO。で、どちらかが発動したら用の無くなった方を注文取り消し。

3つの手順を踏むのが相当に面倒臭いのが唯一のネックポイントだ。

しかしながら大きい値動きのある重要指標発表時では本当に役に立つ事間違い無しだ。

テクニカルチャートが役に立たない「指標発表時間」ではコレらの戦術を使い、テクニカルチャートが役に立つ通常時間ではトレンドフォローの順張りで勝負する・・・参考までにどうぞ。

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