私は元来ロクデナシ野郎だが、人生を省みるチャンスに出会い、今は格闘技の指導者を目指している。
が、今日のニュースで「柔道の指導者による暴力、パワハラが浮上。この件に対する告訴が教え子サイドからあった」と報じられた。
この報道は実に遺憾であるし、無念である。
私は指導者になるべく、今現在も格闘技を学んでいるが、去年まで籍を置いていたジムには尊敬も支持もできない「会長と名乗るだけの無能者」が居た。(だからこちらも辞めたのだが・・・)
昨今の格闘技の学び舎では「やる気の無い奴には何を言っても無駄、放って置く」というスタイルがほとんどだ。
果たして本当にこれで良いのだろうか?否、全く良くなど無いのだ。
私は指導者を目指していく上で、コレが一番大事だと思っている。「皆、家族と思え」だ。
親、兄弟、子供・・・これら身内が「やる気無く潰れようとしている時にシカトするのか?」と、言いたい。
指導者ならば、その日その目に映る教え子に声を掛け、調子を見てあげ、そして指示や修正、レベルアップを図っていく・・・コレだろう。
さらには「{この子昨日来なかったな・・・電話して話してみよう」などのスキンシップもするのが正解であり、良き指導者だと私は思う。
因みに私の大嫌いだった指導者はというと・・・とりあえず「その日ジムに来た教え子を呼びつけ、意味無き説教」そして「本当に下らない自身の武勇伝を聞かせる」や「技術や体格、体重の違う相手と準備運動無しでスパーリングをさせる」などが、周りも気付いているであろうレベルの話だ。
極めつけはコレ、私の怒りに一番火を点けた出来事だ。「私の仲良しでもあるT氏(3年以上在籍)に対して・・・{お前はいつまで経っても下手だなぁ、そんなんじゃ誰にも勝てねえぞ?」である。
T氏だって最初ココに来た時は強くなりたくて来たのだ・・・そしてT氏を強くするのはキサマの仕事だろう・・・さらに言ってしまえばT氏を弱いままにしてるのはキサマだろう、この馬鹿ハゲ!! 笑
総括として一言言いたい。「やる気の無い子達にやる気を出させる様な、やる気のある指導者であれ」と・・・そして指導には「罵声や武器など必要無い」のだ。
教え方一つで人間は馬鹿にも天才にもなる・・・良い教え方をされた子は、良い先輩と成り良い後輩を作り、慕われていく・・・これが格闘のもう一つの本質「道」だろう。
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