為替や株式に金を注ぎ込むならば最低限コレを知っておいた方が良いだろう・・・そんな話を今回はさせてもらう。
エリオット波動とは簡単に言うと、価格の上昇と下落をセオリー化させた理論だ。
セオリー中のセオリーとして「上昇5波、下落3波」と言うモノがある。
フィボナッチ数列とは簡単に言うと、黄金比率の事だ。有名な話になると綺麗な形をしたモノ・・・つまりはヒマワリの種の並びや、パルテノン神殿の設計値、ピラミッドの設計値、果ては長方形等もそうだ。
数学が好きな人達ならばよく聞くであろう数列の「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233・・・・・・」と言う奴だ。
ある数を1つ前の数で割ると1.1618 1つ後ろの数で割ると0.618
例としては55÷34=1.6176 また後の数では55÷89=0.6179となる。
またある数を2つ前の数字で割ると2.618 2つ後の数で割ると0.382となる。
実はこの0.382や0.682 また1.618や2.618は、エリオット波動の図を基に、価格の未来を予想するのに非常に役に立つのだ。
次の図を見てほしい。エリオット波動論に於ける「上昇5波下落3波」の図だ。
1・第1波の長さが基本となる。
2・第2波の長さは、第1波の0.618倍~0.50になる事が多い。
3・第3波の長さは、第1波の1.382倍か、1.618倍になる事が多い。ブレイクアウトした時はこの倍の2.618倍になる事が多い。
4・第4波の長さは、第3波の0.382倍である事が多い。
5・第5波の長さは、第1波と同じか、第1波~第3波の終点の長さに対し0.618倍となる事が多い。
5・第5波の長さは、第1波と同じか、第1波~第3波の終点の長さに対し0.618倍となる事が多い。
ここまでが上昇5波のお約束だ。
次は下落3波の説明。
1・B波の長さはA波の0.382倍、0.5倍、0.618倍となる事が多い。
2・A波とC波は同じか、1.618倍となる事が多い。
と、ここまでが下落3波のお約束とされている。
勿論生きた人間が売買を繰り返しているので、数字通りに事が進むとは限らないが、ジ~っとチャートを看ていると「エリオット&フィボナッチ」のそれの様な動きをする事が多々有る。
総括すると「61.8と38.2と言う軸となる2つの数字は実に有用な数字である」と言う事。
この実際に存在する「フィボナッチリトレースメント」信じるか信じないかは諸君等次第だ。参考までにどうぞ。

0 件のコメント:
コメントを投稿